絵画とお写真、お花に囲まれた無宗教形式での通夜・告別式
お客様所有のギャラリーにて、亡き故人様のご友人、ご親族40名ほどが参列され無宗教形式での葬儀をお手伝いさせて頂きました。祭壇は、ユリやバラ、トルコキキョウをふんだんに使いホワイト&グリーンの色調で統一しました。お打合せ時に、野花が大好きであられたことをお聞きし、野花をイメージしましたアレンジメントを両サイドの棚にお飾りました。
お部屋を「ご対面ゾーン」、「メモリアルゾーン」、「懇談ゾーン」の3か所に分けました。メモリアルゾーンでは、ご趣味絵画とご旅行や普段のお写真を纏められ壁に飾られました。皆様にゆっくりお過ごし頂けますように要所に椅子とテーブルを置き、BMGは故人様がお好きだった「浅川マキ」が流れていました。
懇談ゾーンでは、ゆっくりとお庭を眺められますようソファが置かれた空間を壊さぬよう各テーブルに背の低い生花アレンジメントをお飾りしました。机の上には、お写真を纏められたアルバムを置き参列者の皆さまにご覧頂きました。また、コーナーには大好きであられた桜の枝をお飾りしました。
故人様が描かれた一部である105枚のお花や動物の絵画を一面にお飾りました。
通夜に参列された皆さまは、入口付近に設けましたテーブルにて記帳を頂きました。お手元が少しでも明るくなるようにと野原をイメージしました生花アレンジメントをお飾りしました。
ご記帳を終えられた皆さまには、「ご対面ゾーン」にて焼香の代わりにホワイトローズを手向けて頂きました。その後、お近くでご対面が出来ますように設けました棺後方のスペースにてゆっくりとご対面をされていらっしゃいました。
メモリアルゾーンでは、 119枚のお写真や絵画をゆっくりとご覧になられながら、立食形式の軽食やお飲み物をお召し上がり頂きました。
翌日、告別式に参列された皆さまには、献花をお手向け頂きお茶やコーヒーをお飲み頂きながら最期のお別れまでの時間を過ごされました。
お別れの時間を迎え、弊社装花部門のスタッフがお飾りしていました祭壇及び生花アレンジメントから大好きであられた草花を中心にユリやバラをお摘みしご用意しました。お花で包まれた故人様を皆さまで丁寧に送られました。
あいにくの雨模様での出棺となりましたが、参列された皆様から暖かくお見送りをして頂き、近親者の皆さまは火葬場まで自家用車に分乗され向かわれました。