想い出いっぱいのご自宅でお花に囲まれたお別れ
想い出いっぱいのご自宅で、故人に寄り添っていたい。
そして、儀式的な葬儀は行いたくない。余計な装飾は一切省き、お花だけで飾りたい。また、白とグリーンでシンプルに、胡蝶蘭と白バラを入れて欲しい。との喪主をおつとめのご長女様のご意向をお伺いし、宗教形式は無宗教にて、住み慣れたご自宅でご家族中心の葬送を、花祭壇は、ご自宅向けのシンプルスタイル「ナチュラルグリーン1」をご提案させていただきました。
とてもお花に精通された喪主様で、お母様のご自宅には喪主様の制作された素敵なプリザーブドフラワーのアレンジメントが、玄関・リビングのテーブル・ラックの上などに飾られておりました。
お父様と同じサイズのお写真をご希望されておりましたので、手札サイズのお写真のみをご用意いたしました。また、喪主様のご用意されたガラス製のフォトフレームは、花祭壇・アクリル製のスタンドと、とてもマッチしておりました。
生前、お母様は手芸と彫刻を何十年もされており、師範の腕前であったと伺っておりました。花祭壇の横にはお母様の手芸の作品を飾らせていただきました。
お別れの時は、お写真のそばにキャンドルを灯し、花祭壇のお花を残さず全てお柩にお入れいただきました。お花に囲まれたお母様は、とてもお綺麗でやさしいお顔をされておりました。