「無宗教葬」とは、葬儀スタイルというより仏教やキリスト教等の宗教⾊のない、お別れの形全般を指します。
近年この無宗教での葬儀を選ばれる⽅が⾮常に増えています。無宗教葬の⼤きな特徴は、式次第や装飾等の決まりごとがないということです。開式・閉式の儀、献花などの基本的な進⾏はありますが、枠組みにとらわれることなく、お客様の感性やご要望を優先し、葬儀を⾏うことができます。
式場で⾏われた無宗教形式で⾏われたお葬式の事例です。
開式の1時間くらい前より式場にお集まりいただきます。しっとりとした⾳楽の流れる会場にてお待ちいただきます。
受付にてお名前などをお書きいただきます。
お集まりになられた⽅とゆっくりご挨拶をされます。
故⼈を囲うようにして着席し開式を待ちます。
開式にあたり皆さんで黙祷を捧げます。
ご家族の⽅などからご挨拶をいただきます。お友達の⽅にスピーチをいただくこともあります。
献花していただくお花をお選びいただきます。⾊もお花の種類も⾃由に選んでいただけます。
お焼⾹の代わりに献花をしていただきます。
献花の後、ご冥福を⼿をあわせてお祈りいただきます。
皆様に⼿紙で故⼈様に向けて思い思いのメッセージを寄せていただくお時間を過ごされました。
告別式の終わりには祭壇のお花で故⼈をやさしく包み、綺麗な姿で送り出すお時間となります。
全員でご出棺の準備をしていきます。
ご家族で故⼈を囲うようにお花を⼊れていきます。
⼤好きなお洋服や、家族との写真、そして⼿紙をみなさんでお⼊れいただきます。
ご家族の⼿でおふたをゆっくり閉じます。
おふたを閉じ、閉式となります
ご⽕葬場への出棺となります。
⼿を合わせる対象があった⽅が落ち着くという⽅は仏教の仏壇のように位牌や写真を飾り、線⾹をあげられるようにしている⽅もいらっしゃいます。
⼀般の霊園にお墓を持つか、室内型墓所の納⾻堂が多いです。
最近では自然葬(海洋散骨や樹木葬)を選ばれる方も多くいらっしゃいます。
⾃由なお葬式スタイルに不安を持たれ、宗教⼼はないが仏教のお経をあげてほしいという⽅もいます。宗派の指定、不問でもお寺を紹介することも可能です。献花も慣れないので不安という場合には焼⾹での対応も可能です。