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直葬とは

 そもそも直葬(=ちょくそう)とは、通夜や告別式といった儀式を式場で行わずに、安置しているところから直接火葬場へ向かい、火葬炉前でお別れをして火葬する形式のお葬式です。

火葬炉の前ではお棺の中に花を入れて最後のお別れをしたり、ご希望であれば少しだけ読経をあげていただくことも可能です。

葬儀の縮小化や新型ウイルスの流行、都市化や核家族化など、社会の動きを背景に直葬を行うご家族が増えています。
儀式を行わないことにより、体力的にも精神的にも負担を減らしてお葬式を行うことができます。

また、葬儀場を使用せずあまり多くの人数も参列しないため、式場使用料や料理、宗教者への謝礼や返礼品などの費用を抑えることができます。

この記事では、直葬の費用の内訳や平均の相場、直葬を行うにあたり注意しておくべき点などをご紹介いたします。

直葬についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
直葬とは?|日比谷花壇のお葬式>>

直葬の費用相場

 2024年の調査によると、
2022年3月~2024年3月に日本全国で行われた直葬の平均費用は42.8万円だそうです。

費用には
・火葬場利用料
・棺
・装花
・搬送費
など、葬儀を行うための一式が含まれています。

同じ調査では、各スタイルの総額(飲食費や返礼品費も含む)の平均は以下のようになっています。
家族葬:105.7万円
一般葬:161.3万円
一日葬:87.5万円
直葬 :42.8万円

(「第6回お葬式に関する全国調査」
月刊終活 2024年8月号 / 株式会社鎌倉新書 掲載)

直葬以外の葬儀には、式場使用料をはじめ花祭壇や装花アイテム、料理や返礼品の金額も含まれており、直葬が経済的に負担の少ない形式だということがわかります。

金額はあくまでも相場で、葬儀社や地域によって異なります。
また、安置中に使用されるドライアイスの量によっても金額は変動します。

葬儀は事前に見積もりをとって費用の概算を出しておくことが可能です。
また、複数社に見積もりを取って比較検討する喪主の方も増えてきました。様々な項目で金額が比較できますし、料金の明瞭さも比べることができます。事前に無料の相談を行うことも全く不謹慎ではありません。むしろ安心していざという時を迎え、心に余裕をもってお別れをすることができます。

事前相談についてはこちらの記事もご覧ください。
事前相談|日比谷花壇のお葬式>>

直葬の金額の内訳と葬儀の料金システム

 葬儀の料金システムや、プラン・表示されている総額に何が含まれているのかは、葬儀社によって大きく異なります。

日比谷花壇のお葬式では、ひとつひとつの商品の金額が明示されており、葬儀の料金は積立式でできています。

直葬の場合
・基本セット:16.5万円
・棺:8.8万円~
・骨壺
・メイク(ご希望の場合)
・後飾り
・お別れ花(お棺に最後に入れるお花):2.2万円~
で費用が構成されています。
(変更される場合があります。くわしくはお問い合わせください)

そのほか、火葬場の使用料は地域や施設によって変動がありますので、事前相談にてお確かめ下さい。

日比谷花壇のお葬式で直葬を行った場合の料金例はこちらをご覧ください。
プラン・料金例|直葬|日比谷花壇のお葬式>>
※この料金例には、火葬場使用料等含まれていない項目もございます。
詳しくはお問い合わせください。

お葬式の料金システムについてもっと詳しく知りたいときはこちらのページをご覧ください。
お葬式の費用・料金システムってどうなっているの?|日比谷花壇のお葬式>>

直葬を行う際に気を付けるべきポイント

 ■料金表示
直葬をインターネットで検索していると、10万円台というような低額なプランが表示されていることがあります。前述したように、直葬の平均費用は42万円なので、10万円台で直葬を行うことはあまり現実的ではありません。そのプランや料金の例には何が含まれているのかをよく見て、葬儀社に直接問合せをすることが必要です。

大切なご家族との大切なお別れの時間にお金のことで後悔しないように、色々な葬儀社を比較検討、必要であれば事前相談をおこなうことをおすすめします。

日比谷花壇のお葬式では、事前相談を行った方にしつこい営業をかけたり無理やり契約をすすめたりといった行為は一切行いません。安心してご相談ください。

■菩提寺に確認する
菩提寺(=先祖代々の墓がある寺)に必ず確認を行ってください。
お寺の考え方によっては直葬を行った方のご遺骨は納骨を断られる場合があります。もちろん住職によっては読経をあげてくださる場合もあるので、確認を取ることが必要です。

■親族に説明する
直葬が選ばれるようになってから長い年月が経ったわけではなく、まだ直葬に対して理解の少ないご親族もおられるかもしれません。のちのちに思わぬ親族トラブルにならないよう、参列する親族には直葬を選んだ理由などを含めて説明をしておくことが大切です。

■十分なお別れの時間がとれるか確認する
直葬において、故人さまと最後にお別れする時間は火葬炉の前でのお別れの時間のみです。
直葬を行ったあとによく伺う声の中で多いものは、思ったよりお別れの時間が取れなかった、というものです。
また、直葬が終わった後に訃報を知った方が次々に自宅を弔問に訪れる、というケースもあります。その場合、弔問客が訪れるたびに部屋を片付けて返礼品を用意する必要があり、体力的にも経済的にもかえって負担が増える場合があります。

後悔しないお葬式のために
日比谷花壇のお葬式では、大切なお葬式で後悔しないために、比較的負担の少ない一日葬や自由にゆっくりお別れができる無宗教葬をおすすめしております。

■一日葬
通夜をおこなわずに告別式のみを行うお葬式です。通夜と告別式に参列する人の顔ぶれがあまりかわらない、という場合は一日のみのお別れをおすすめします。お葬式の前の日もゆっくりと故人さまとの時間をお過ごしいただけます。
式場の使用料は通夜を行う場合と変わりないので注意が必要です。

一日葬について詳しくはこちらの記事もご覧ください。
一日葬とは?|日比谷花壇のお葬式>>

■無宗教葬
宗教的な儀式を行わない葬儀の形式です。
仏式における読経などを行わないかわりに、献花・献奏(故人を思って演奏すること)などを行いお別れをします。ゆっくりとした自由な葬儀を組み立てられるため、負担は少なくしたいが、お別れの時間は十分にとりたいという方におすすめです。

日比谷花壇のお葬式は無宗教のお葬式の経験が豊富です。
何をしたらいいかわからないけれど、無宗教のお葬式が気になる、という方はぜひ一度事前相談を行ってみてください。

無宗教形式のお葬式についてもっと詳しくはこちらの記事をご覧ください。
無宗教式葬儀とは?|日比谷花壇のお葬式>>

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ご家族との思い出のお花や季節のお花を盛り込んだお別れ花で最後のお別れができます。
直葬についてはこちらもご覧ください

直葬とは|日比谷花壇のお葬式>>

また、直葬は少し寂しいという方には「無宗教葬儀」もおすすめしております。
宗教儀式を行わず、会葬者とお話しする時間や最後のお手紙を書く時間を設け、
ゆったりと心ゆくまで、ご希望に沿ったお別れの時間をお過ごしいただけます。
無宗教のお葬式についてはこちらをご覧ください。

無宗教式葬儀とは|日比谷花壇のお葬式>>

この記事を書いた⼈

日比谷花壇のお葬式 コラム編集部

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